Paper Idea Lab

勉強メモから問題を作る前に、拾う範囲を決める

最近のSelf-Study研究から、資格勉強や読書メモを偏らせずに復習へ変える方法を考える。

元になった研究

この記事の勘どころ

勉強メモを活かすなら、問題をたくさん作る前に、拾う範囲と拾わない範囲を決めるほうが効く。

よくあるつまずき

資格勉強や読書メモを復習に使うとき、問題を作ること自体は簡単です。ただ、できあがった問題を見ると、太字、箇条書き、強い言い切りだけが何度も出てくることがあります。

この状態だと、復習した気にはなりますが、実際にはメモの目立つ部分だけをなぞっているだけかもしれません。

日常で生かせる点

Self-Studyの研究は、文書から質問を作る段階で、どの証拠を拾うかがすでに決まってしまうことを示しています。つまり、答えの品質だけでなく、どこを見て問題を作ったかが大事です。

日常に置き換えると、問題作りを始める前に、章、段落、用語、例外事項のどこを確かめたいのかを決める必要があります。

手軽にできる第一アクション

ノートをそのまま渡す前に、「第2章の定義だけ」「失敗例だけ」「自分が説明できなかった箇所だけ」のように範囲を切ります。

次に、できた問題ごとに、元のメモのどの行から作られたかを書き添えます。根拠の行が偏っていたら、問題を増やすより範囲指定を直します。

続けるときの見方

週ごとに、出題された範囲を色分けして記録します。いつも同じ場所だけが問題になるなら、メモの整理が悪いのか、範囲指定が狭すぎるのかを見直します。

慣れてきたら、問題の種類も分けます。用語確認、理由説明、具体例、反例の4種類をそろえると、暗記だけに寄りにくくなります。

習慣にするコツ

最終的には、復習のたびに「今回拾った範囲」「拾えなかった範囲」「次に重点的に見る範囲」を残します。問題集を作るのではなく、自分の理解地図を更新していく形です。

暮らしに置き換える

小さく試すなら

同じメモから、自由に問題を作る場合、章ごとに範囲を指定する場合、ノイズになりそうな表現を先に除く場合を比べ、出題範囲の偏りと答えやすさを見直す。

役に立つ場面

資格勉強、読書メモ、社内資料の復習で、目立つ言葉だけに引っ張られず、理解できていない箇所を見つけやすくなる。

読むときの余白

深めるなら

  • 1つのノートを章ごとに分け、問題ごとに根拠行を残す。
  • 出題タイプを用語、理由、具体例、反例に分けて偏りを見る。
  • 次回の復習範囲を、できた問題ではなく抜けた範囲から決める。

そのまま信じないところ

  • 範囲を細かく切りすぎると、全体のつながりを見落とす。
  • 問題数だけを増やすと、理解の確認ではなく作業量の多さに満足してしまう。

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