あゆの塩焼きブログ

【VSCode】tasks.jsonを利用してコマンド入力を自動化。

Agenda目次
  • ・🚀VSCodeのtasks.jsonで面倒なコマンドを爆速化しよう!
  • ・🤔 tasks.jsonとは?
  • ・📌 基本的なtasks.jsonの設定方法
  • ・⚡️ tasks.jsonで複雑なコマンドもシンプルに!
  • ・🧑‍💻 ショートカットキーを設定して、さらに高速化
  • ・🌟 他では見かけないユニーク活用例:複数タスクの統合実行
  • ・📝 実際に使ってみた感想
  • ・🎉 まとめ:tasks.jsonで日々の作業を楽しく快適に!

🚀VSCodeのtasks.jsonで面倒なコマンドを爆速化しよう!

VSCodeを使っていると、頻繁にターミナルで同じコマンドを繰り返し入力することがあると思います。「毎回コマンドを打つのは面倒!」という方におすすめなのが tasks.json の活用です。

この記事では、実例を交えながらtasks.jsonの便利な使い方を解説していきます。

🤔 tasks.jsonとは?

VSCodeの tasks.json は、タスク(コマンド実行)を設定できる機能です。面倒なコマンドをショートカット一発で呼び出せるようになる、開発効率アップの強力な味方です。

よく使うけど覚えにくい長いコマンドや、実行回数が多いコマンドを登録すると劇的に作業が快適になります。

📌 基本的なtasks.jsonの設定方法

実際のtasks.jsonの基本的な書き方はこんな感じです。

{
  "version": "2.0.0",
  "tasks": [
    {
      "label": "Railsサーバ起動",
      "type": "shell",
      "command": "rails server",
      "group": { "kind": "build", "isDefault": true },
      "presentation": {
        "reveal": "always"
      },
      "problemMatcher": []
    }
  ]
}
  • label はVSCode内で表示されるタスク名です。
  • command に実行したいコマンドを指定します。
  • groupのisDefaulttrue にすると、Ctrl+Shift+B ですぐに呼び出せるデフォルトタスクになります。

⚡️ tasks.jsonで複雑なコマンドもシンプルに!

例えば、毎回Dockerを使った環境構築で以下のような長いコマンドを打っているとします。

docker compose down && docker compose build && docker compose up -d

これをtasks.jsonに登録するとこうなります。

{
  "version": "2.0.0",
  "tasks": [
    {
      "label": "Docker環境リセット",
      "type": "shell",
      "command": "docker compose down && docker compose build && docker compose up -d",
      "group": { "kind": "build", "isDefault": false },
      "presentation": {
        "reveal": "always"
      },
      "problemMatcher": []
    }
  ]
}

これだけで長々としたコマンド入力が ワンクリック に変わります。

🧑‍💻 ショートカットキーを設定して、さらに高速化

VSCodeでは、設定したタスクにショートカットキーを割り当てることも可能です。

Ctrl+Shift+Pから「Preferences: Open Keyboard Shortcuts (JSON)」を開いて以下のように設定します。

{
  "key": "ctrl+alt+r",
  "command": "workbench.action.tasks.runTask",
  "args": "Railsサーバ起動"
}

これで、Ctrl+Alt+R を押すだけで、すぐにRailsサーバを立ち上げられるようになります。

🌟 他では見かけないユニーク活用例:複数タスクの統合実行

複数のタスクをまとめて実行したい場合は、dependsOnを使ってタスク同士を関連付けることが可能です。

以下は、「テストの実行」と「環境セットアップ」の2つのタスクをまとめて実行する例です。

{
  "version": "2.0.0",
  "tasks": [
    {
      "label": "テスト実行",
      "type": "shell",
      "command": "rails test",
      "presentation": {
        "reveal": "always"
      },
      "problemMatcher": []
    },
    {
      "label": "環境セットアップ",
      "type": "shell",
      "command": "docker compose up -d",
      "presentation": {
        "reveal": "always"
      },
      "problemMatcher": []
    },
    {
      "label": "統合タスク実行",
      "dependsOn": ["環境セットアップ", "テスト実行"],
      "presentation": {
        "reveal": "always"
      },
      "problemMatcher": []
    }
  ]
}

このように設定すれば、統合タスク実行 を実行するだけで複数のタスクをまとめて実行でき、効率的に作業を進めることができます。

📝 実際に使ってみた感想

私自身、dockerの再起動 や Rails起動時の一連の手順、さらに Rubocop や Rspecの実行 など、日常的によく使う処理を tasks.json に登録して、かれこれ2年以上使い続けています。

使ってみた実感としては、コマンドをいちいち入力しなくて済むので非常に快適です。元のコマンドを忘れてしまうほど利用しています(笑)。

細かい入力作業を減らすことで、積み重ねればかなりの時間短縮になっていると感じています。

🎉 まとめ:tasks.jsonで日々の作業を楽しく快適に!

VSCodeのtasks.json はうまく使えば日々のルーティンワークを劇的に簡素化できる最高の機能です。皆さんも自分専用のタスクを作って、開発効率をどんどんアップしていきましょう!

ぜひあなたのオリジナルtasks.json活用法もぜひ教えてください!✨

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