ToDoリストは、作るより見返すほうが難しい
ToDoリストを作ったのに、途中から見なくなることがあります。
自分は何度もあります。
最初はやる気があります。
「これでタスク管理できるぞ」と思って、きれいにタスクを書き出します。
でも、忙しくなると目の前の作業に追われて、ToDoリストを開かなくなります。
そしてあとから、
あのタイミングで見直していれば、もう少し段取りよくできたのに
と思うわけです。
ここで問題なのは、ToDoリストを作ることではありません。
見返す仕組みがないことです。
見る意志に頼らない
ToDoリストを見なくなるなら、見る意志に頼らないほうがよいのではないか。
そう考えて、Windowsのタスクスケジューラで決まった時間にToDoリストを開くようにしました。
Microsoftのドキュメントでも、タスクスケジューラは選んだ時刻やイベントを条件にタスクを実行する仕組みとして説明されています。
参考: About the Task Scheduler - Microsoft Learn
自分がやりたいことはシンプルです。
決まった時間になる
ToDoリストのURLをブラウザで開く
強制的に目に入る
今日の段取りを見直す
通知ではなく、実際に画面を開くのがポイントです。
通知だと、消して終わりになりがちです。
集中力をぶらさないタスク管理アプリを3時間で作った のように、タスク管理は一覧を作るだけではなく、実際に見る・使うところまで設計したいです。
バッチファイルを作る
まず、開きたいToDoリストのURLを決めます。
ブラウザで開くなら、バッチファイルは次のような形にできます。
@echo off
start chrome "https://example.com/todo"
https://example.com/todo の部分を、自分が使っているToDoアプリやタスク管理画面のURLに変えます。
ファイル名は、たとえば open_todo.bat のようにしておきます。
保存場所は分かりやすい場所でよいですが、後でタスクスケジューラから指定するので、消さない場所に置いておくのがよいです。
タスクスケジューラに登録する
次に、Windowsのタスクスケジューラを開きます。
大まかな流れは次のとおりです。
- Windowsキーで「タスクスケジューラ」と検索する
- 「基本タスクの作成」を選ぶ
- 名前を付ける
- 実行したいタイミングを選ぶ
- 操作で「プログラムの開始」を選ぶ
- 作った
.batファイルを指定する - 保存して、必要なら手動実行で確認する
コマンドで作る場合は、Microsoft Learn の schtasks create の説明も参考になります。
参考: schtasks create - Microsoft Learn
ただ、自分で最初に試すならGUIから設定するほうが分かりやすいと思います。
開くタイミングを決める
開くタイミングは、むやみに多くしないほうがよいです。
作業に集中しているときに突然ブラウザが開くと、少し邪魔です。
自分なら、まずは次のような区切りにします。
- 始業直後
- 昼休み明け
- 夕方の見直し時間
- 終業前
ポイントは、作業の途中ではなく、段取りを見直しやすいタイミングにすることです。
やる気に頼らず生産性を上げる と同じで、気持ちではなく仕組みで支えるほうが続きやすいです。
通知ではなく「画面を開く」のが効いた
今回やってみて感じたのは、通知より画面を開くほうが強いということです。
通知は見落とします。
見ても、あとでやろうと思って消してしまいます。
ですが、ToDoリストそのものが開くと、一度は目に入ります。
もちろん、作業の邪魔になることもあります。
ただ、タスク管理の目的が「見返すこと」なら、多少強めに目に入る仕組みにするのはありだと思いました。
注意点
設定するときは、次の点に気をつけたいです。
- URLが変わると開けなくなる
- ブラウザのプロファイルによってはログインが必要になる
- 頻度を増やしすぎると邪魔になる
- 会社PCではポリシー上できないことがある
- バッチファイルの保存場所を変えると動かなくなる
また、業務PCで設定する場合は、会社のルールに従う必要があります。
明日からできること
まずは1日1回だけでよいと思います。
- ToDoリストのURLを決める
- 開くためのバッチファイルを作る
- 始業直後に1回だけ起動するよう設定する
- 1週間使って邪魔かどうかを見る
- 必要なら昼休み明けにも追加する
いきなり完璧なタスク管理にしようとしないほうが続きます。
まとめ
ToDoリストは、作るだけでは機能しません。
見返すタイミングがあって、初めて役に立ちます。
自分の意志だけで見返せないなら、タスクスケジューラで強制的に開くのは現実的な方法でした。
大事なのは、完璧なツールを探すことではなく、タスクを見る機会を作ることなのだと思います。